クリッパー GBD-U72T スパイラルケーブル交換 エアバック警告ランプ点灯!
こんにちは(‘◇’)ゞ
今回はクリッパーのエアバック警告ランプ点灯による入庫の整備記録更新です!
車の警告灯がつくと何事かと思いますが
万が一の事故の際命を守るための装備である
エアバックのものとなるとより一層心配になりますよね(;’∀’)
車のエアバックマークが点灯や点滅をするのはどのような
理由からでしょうか?
エアバックマークの警告灯が消えない時の対処法も含めて
ご紹介いたします(‘◇’)ゞ
車のエアバッグマーク(警告灯・チェックランプ)は
どんな時に点灯・点滅するのか?
車のエアバッグマークの警告灯が点灯する理由として以下のケースが挙げられます。
・エアバッグ駆動回路(通電回路・ハーネス類を含む)の異常
・電気系統の異常
・シートベルトプリテンショナー(乗員をシートに固定させるために、
5~10cm程ベルトを強制的に巻き上げる装置)の故障
・シートベルトバックル(受け側)の故障→内部の汚れや接触不良によるもの
・バッテリー容量不足(電圧が一定以上下がると点灯する場合がある)可能性が高いのは、車体の振動によって電気回路の一部であるハーネス類の損傷や、
コネクタ類が緩む、もしくは外れるなどの理由によるケースが考えられます。また、バッテリーの経年劣化だけでなく、
大画面のカーナビゲーションシステムやスマホなどの様々な機器への電源供給などによる、
バッテリー容量不足も点灯の理由として十分考えられるようです。車メーカーのホームページなどでも、
「点灯・点滅どちらでも早めにディーラーへ」という内容を喚起しているので、
いずれにしても、どこかに異常があって点灯しているものと考える必要があります!
車のエアバッグマーク(警告灯・チェックランプ)が
消えない時の対処法
車のエアバッグマークが点灯する理由は複数考えられます。
また、無理に処置を行うと更なるトラブルに発展してしまう恐れがあります。
車のエアバッグマークが消えない時の対処法としては、
バッテリーの端子を一旦外してリセットするなど一時的な応急処置を行わず、
速やかに当社整備工場までご連絡ください(‘◇’)ゞ!
車のエアバッグマーク(警告灯・チェックランプ)が
点いたまま走行するとどうなるか?
車のエアバッグマークが点灯・点滅する理由は↑にもありますが、
どの理由にしても車に何らかの異常箇所があって点灯するものなので、
そのまま放置して安全というわけではありません。
最悪の場合はどこかに衝突した際、エアバッグが正常に作動しない可能性もあり大変危険です。
万一の際に命を守るためのエアバッグなので、
エアバッグマークが点灯した場合はすぐに整備工場へ連絡してください<m(__)m>
今回のケースは、入庫後診断機にてエラー原因が判明!
原因はスパイラルケーブルの断線でした(‘◇’)ゞ
スパイラルケーブルとは?
スパイラルケーブルとは、らせん状の配線のことで、
自動車ではエアバックなどに用いられている。
バッグを膨張させる装置であるインフレータに電流を伝達する役割などを果たします。
車種によってはこのケーブルに何らかの障害が
起こった際に、警告灯が点灯して注意を促すタイプもある。
今回はケーブルを新しいものへ交換し、診断機から故障コードの消去を行い
無事整備完了いたしました(‘◇’)ゞ
発見が遅れたり甘んじて放っておくと高額な修理になってしまったり、
乗り替えになるなんてこともあり得ます。
車は賢く、不具合があると運転者へきちんと知らせてくれます。
そんな愛車からのSOSを見逃さないようにしたいものですね(; ・`д・´)